NASにデータをバックアップしておけば、重要な情報を守ることができます。安心のバックアップ機能について解説しています。
NASのバックアップシステムについて
サーバーのバックアップは、情報システム管理者にとって身近で大きな課題の一つです。近年では、データの多様化・大容量化という背景から、ユーザー・企業においてこれまでのバックアップシステムを見直す時期がきています。 そこでバックアップサーバとして優れているモノがNASです。このサーバーを使用し個々にある機器から大容量のデータを一括で保存していき、いざという時に備えることができます。
NASの保存例:二重のバックアップでデータを守る
パソコンのデータをメイン機とバックアップ機に保存することで2重に残しておきます。普段はメイン機にアクセスできるようにされていますが、メイン機が故障した場合バックアップ機がメイン機として稼働するようになります。
【RAIDについて】RAIDモード機能性比較
RAIDモード | 安全性 | 高速性 | 保存可能容量 |
---|---|---|---|
RAID 0 | ☆☆☆☆☆ | ★★★★★ | RAID 0 構築した全ドライブの容量の1/1 |
RAID 1 | ★★★★☆ | ★★☆☆☆ | RAID 1 構築した全ドライブの容量のうち、1台分の容量 |
RAID 5 | ★★☆☆☆ | ★★★☆☆ | (使用する台数 – 1)台分の容量 |
RAID 6 | ★★★★★ | ★☆☆☆☆ | (使用する台数 – 2)台分の容量 |
RAID 10※ | ★★★☆☆ | ★★★★☆ | RAID 10 構築した全ドライブのうち、2台分の容量 |
※構成するドライブは偶数台となります。
【RAIDについて】オススメのRAID ハードディスク2台故障まで復旧できるRAID6
データ保存時に、データから2台分のドライブ故障まで復旧可能なパリティー(誤り訂正符号)を生成し、データとともに複数のドライブに分散して記録します。1台分の故障の復旧に対応できたRAID 5モードや復旧可能なペアのドライブが決まっていたRAID 10モードに比べて、さらにデータの安全性が向上しました。
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各地域に拠点がある場合、情報の統一をするために全社員が閲覧、書き込みができるサーバーが欲しい所です。しかしリモートアクセスをする場合、セキュリティがしっかり設定されていないと外部から情報を抜かれ情報漏洩に繋がってしまう可能性があります。そこで提案するのが高セキュリティで第三者からの干渉を府瀬津VPN。VPNは通信を暗号化させて送ることで、安全にサーバーへアクセスできるようになります。
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