IO DATA HDL4-HR シリーズ

データ損失を大幅に低減する「拡張ボリューム」を採用 4ドライブビジネスNAS HDL4-HRシリーズ
データ損失を大幅に低減する「拡張ボリューム」を採用 4ドライブビジネスNAS HDL4-HRシリーズ

「HDL4-HRシリーズ」はIntel製高速CPUおよびWD社の高信頼NAS用ハードディスク「WD Red」を搭載し、ハードディスク故障時のデータ損失リスクを大幅に低減する仮想ファイルシステム「拡張ボリューム」を採用した4ドライブビジネスNASです。
最新の仮想ファイルシステム「拡張ボリューム」は、ファイル単位の冗長化を行うことで、「RAID演算を行わない」ため、高速な処理を実現。容量の増設も容易です。また、自社設計筺体を採用し、筺体剛性、エアフロー、振動の軽減を追求しました。他にも、高速レプリケーション・外付ハードディスクへの暗号化など高品質にこだわった商品です。


IO DATA HDL4-HR シリーズの特徴

RAIDに替わる新たな方式「拡張ボリューム」

拡張ボリュームは、ファイル単位での冗長化を行う拡張ボリュームのこと。
内蔵ハードディスクを2台ごとのセットで「ファイル単位のミラーリング」を実施し、1つのファイルを2台のハードディスクに同時に保存します。万一片方のハードディスクが破損してももう片方のハードディスクからファイルを復元します。
ファイル単位で2ドライブに書き込み!ファイル単位でのミラーリングを行う拡張ボリューム!
「拡張ボリューム」はハードディスク交換時や故障時もファイル単位にコピーするだけなので、リビルド時間が短くNASへの負担も最小限です。
従来のRAIDの場合は、空き領域も含めた全セクタをコピーするため復旧に一定の時間を要し、万が一その時に停電や他のハードディスクの故障が重なると「RAID崩壊」となり全データが参照できなくなりますが、「拡張ボリューム」ではデータ損失を最小限に抑えることができます。
IO DATAが独自開発した冗長性の仕組み!RAIDの弱点とも言える、ハードディスクの同時故障によるデータ損失を避ける運用が可能!
拡張ボリュームは、ファイルの書き込み時に、ハードディスク2台1組のセットに同時にファイルをそのまま書き込みます。
そのため1台のハードディスクが故障しても対になったドライブからデータを読み出すことが可能です。
ドライブ破損時も影響は最小限!
拡張ボリュームならRAID 6に比べ、ファイルをブロック単位に分割したり、パリティビットの計算を行う必要がなく、高速にデータの読み書きが可能です。
また、 障害時も当該ドライブのみのリビルド作業で復旧することができるので、リビルド時間の短縮とハードディスクドライブの負荷を押さえることができます。
リビルドが速い!

容量が不足した場合も、内蔵ドライブ交換や外付ドライブの増設によって継続的な使用が可能

起動したままハードディスクを交換可能。容量の増設も簡単!
内蔵ドライブを上位容量に交換することで動的な容量増設が可能です。先々の事業拡張に伴うデータ容量の増加にも容易に対応することができます。
さらに、電源をOFFせずに内蔵ドライブの切り離しができるため、起動したままドライブを交換でき、交換作業中もNASへのアクセスが可能です。
内蔵ドライブを上位容量に増設可能!
USBハードディスクも拡張ドライブとして利用可能です。外付ドライブをUSB接続いただくことで、拡張ボリュームの構築が可能です。従来の外付ドライブは、保存したデータを閲覧する際、異なるドライブを参照しなければなりませんでしたが、拡張ボリュームなら同一のドライブとして追加することができるため、ユーザーがアクセス先を変更する必要がありません。

<パターン 1>
本体の容量が不足してきたら、USBハードディスクを追加するだけで簡単に容量の増設が可能です。(※USBハードディスクの冗長性は確保されません。)
<パターン 2>
<パターン 1>に加え、USBハードディスクを2台増設していただくことで、冗長性も確保することができます。
拡張ボリュームに追加可能!

信頼性のあるハードウェアでビジネスを止めません

ハードディスク故障時に、電源を落とさずに交換できるホットスワップに対応。交換時における業務への影響を最小限にできます。ハードディスク交換中も通常通り使用が可能です。

※ RAID 0モード時はホットスワップは対応していません。
※ RAID構成時、交換用カートリッジは、本商品に搭載のハードディスクと同容量のHDLH-OPRシリーズをお選びください。
故障したハードディスク交換中も、本体は作動させたままでOK!業務に支障をきたしません。

19インチラックマウント対応で管理上の利点がたくさん

  • 既存のサーバーシステムと併用した集中管理が可能です。併用が想定されるスイッチングハブや電源、サーバーと集約して設置することが可能です。
  • ケーブルの集約、接続が容易です。他の機器との接続もラックタイプなら背面から楽に行えます。
  • 盗難防止のためにネジで固定し、ラックに施錠することで大切なデータが保存された本体を持ち出しにくくなります。
  • 災害対策が施されたサーバー室のラックにて管理すれば、万が一の際の機器故障・損失を回避できます。震災発生時の安全性も万全。
  • またデータ損失の原因にやりやすい、事故による電源ケーブルやUSBケーブルの抜けを防止するためケーブルストッパーを装備しています。
ラックマウントタイプの利点としては、「既存のサーバーシステムと併せた集中管理が可能」「ケーブルの集約や接続が容易にできる」「盗難の防止」「震災発生時の安全性」が挙げられます。

暗号化ボリューム機能を搭載

保存されたデータは、暗号化してディスクに記録可能。暗号化方式はAES 256bitの強固な暗号化方式を採用し、ディスクの紛失、盗難にあった場合の情報漏洩のリスクを低減します。

また、外付USBハードディスクも専用フォーマット時に暗号化機能を有効に設定することで書き込み時に自動的に暗号化することができます。万一、盗難にあってもデータの流出を防ぐことが可能です。また、これら暗号化機能は「拡張ボリューム」はもちろん「各種RAID」設定でも利用することができます。
USBロックキーを鍵にして運用したり、キーサーバー機能でサーバーを鍵にしたりできます。

考え抜かれて設計されたソフトウェア

モジュール構造を採用することで、使わない機能は取り外し、無駄なメモリーリソース消費を回避します。
NASのさまざまな機能をパッケージとしてご用意しています。出荷時には、Windows共有(Samba)などNASの基本機能のみ利用できる状態です。
ご利用の環境に応じて必要な機能だけを追加することで、メモリーの消費を抑えることができます。また、各種設定画面に「追加機能」が表示されます。アップデートはパッケージ単位で実施されるため、全体をアップデートする場合に比べ装置の再起動を抑制することができます。
ソフトウェア

フェイルオーバーやレプリケーションなどでいざという時も安心

・フェイルオーバー対応のクローン機能
「クローン機能」では、データだけでなくRAIDモード(暗号化設定含む)、NarSuS設定、管理者設定、追加パッケージの設定等のシステム設定情報も保存します。
NASを2台利用してデータと設定情報の「クローン」を作るため、NASに障害が発生しても2台目のNASが自動的に引き継ぎ(フェイルオーバー)、ダウンタイムの短縮や、管理者の負担を軽減することができます。

通常時のバックアップからマスターHDが故障した場合に設定を切り替え可能です。
通常時のバックアップからマスターHDが故障した場合に設定を切り替え可能です。

・高速なレプリケーション機能
HDL4-HRシリーズを2台を使用して、メイン機のデータが更新された場合、自動的に予備機にデータをコピーし、 常に同一の状態にすることが可能。メイン機が故障しても予備機ですぐに運用再開することができます。従来のレプリケーション機能より改良された新アルゴリズムを採用することで、高負荷時のイベントオーバーフローや時間がかかることを抑制し、より安定・高速化したレプリケーション動作を実現しました。

高速CPU・アルゴリズム変更による安定性・パフォーマンス向上。
高速CPU・アルゴリズム変更による安定性・パフォーマンス向上。

多彩なバックアップ機能を搭載

バックアップ先は共有フォルダー内に「JOB名 ¥ 日付時刻 ¥ バックアップ元ホスト名 ¥ バックアップ共有フォルダー名」のフォルダーを作成し、その中に構成を維持してコピーします。

  • 履歴差分機能は、バックアップ先が本商品自身、または専用フォーマットされた外付USBハードディスクを指定した場合に利用可能です。
    最初にフルバックアップした後、変更されたファイルだけをバックアップするため、使用容量も節約され、バックアップ時間も短縮!フルバックアップしたときのように、バックアップした時点でのファイルやフォルダーの構造が日付ごとに丸ごと残ります。
  • バックアップ元・バックアップ先共に外部共有フォルダーが指定可能できるので、HDL4-HRシリーズを介して Server A→ Server Bへのバックアップも可能
  • バックアップJOB数(プロファイル数)は最大7個まで作成可能
  • USBミラーリングは、HDL4-HRシリーズの実効容量と同じサイズ以上のUSBハードディスクを用意すれば、HDL4-HRシリーズとUSBハードディスクでミラーリングを構築することができます。(RAIDモード時のみ)

古いNASからのリプレイスに便利な機能を搭載!

LAN DISK Hシリーズは古いNASのリプレイスに便利な機能を搭載し、古いNASから新しいNASへの移行作業の負担を大幅に軽減いたします。
LAN DISK XR、XVシリーズからの移行はパッケージ機能「H/XR/XV移行ツール」をご利用いただくことで、データだけでなく設定情報も移行してすぐに業務を再開することができます。
また、その他のNASや他社のNASからの移行には、データコピー機能でデータの移行が可能です。フォルダー構造をそのまま移行でき、ユーザーはNASの入れ替えを意識することなくご利用いただけます。ご利用の環境に応じて必要な機能だけを追加することで、メモリーの消費を抑えることができます。また、各種設定画面に「追加機能」が表示されます。アップデートはパッケージ単位で実施されるため、全体をアップデートする場合に比べ装置の再起動を抑制することができます。 LAN DISKシリーズならデータ移行、ツールで設定情報・データを移行

UPSを接続して、停電や電源トラブルに備える

停電や雷、電圧変動といった電源障害から機器を守る無停電電源装置(UPS)との連動に対応。また、停電後にUPSが再起動した場合に、連動して再起動する機能を備えています。
また、電源異常発生時に、他のLAN DISKも連動してシャットダウンします。
UPSと連動、電源異常発生時にはシャットダウン

IO DATA HDL4-HR シリーズ その他の特徴

IPv6に対応

今後普及するIPv6ネットワーク上でもお使いいただくことが可能です。

自動で電気代を節約する省電力モード搭載

設定することにより一定時間アクセスが無い場合、自動的に省電力モードに移行するため、従業員が全員帰宅した後は、ハードディスクがスタンバイ状態となり、消費電力を大きく抑えます。また機器の起動・終了をスケジュール設定することでさらに電力を節約できます。

各種バックアップソフトでの動作を確認済み

大容量のLAN DISKと各種バックアップソフトウェアとを組み合わせることで、多彩なスケジュール設定に従ってサーバーをバックアップすることが可能です。

クライアントPCのバックアップソフトを標準で添付

クライアントPCのデータを一元的にバックアップできるNASには、バックアップソフトが欠かせません。本商品には、クライアントPC用バックアップソフトを標準添付!買ったその日からパソコンのバックアップ対策を実施できます。

プリントサーバー機能搭載

プリントサーバー機能を搭載していますので、今お使いのUSBプリンターをつないで、みんなで使える共有プリンターとしてご利用いただけます。

USBメモリーを挿入しパソコンレスでデータを直接取り込み

事前に設定しておくことで本体前面にあるUSBポートにUSBメモリーを挿入すれば自動的にLAN DISKにデータを取り込むことができます。

データの誤消去をなくす「ごみ箱」機能(Windowsのみ)

「共有で使う大切なデータを間違って削除してしまった!」そんな場合にも、Windowsで利用している「ごみ箱」同様、ごみ箱フォルダー内からデータを消去しない限りはデータは残っているので、誤消去したデータを取り戻すことが可能です。

メロディー機能

複数設置した時など、現在操作を行っているLAN DISKを特定する場合などに便利です。


※特に記載がない価格表示については、事業者向けに税抜価格で表示しております。

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