ボットネット(●スペル:botnet ●別名:ゾンビクラスタ)
ボットネットとは、悪意のある攻撃者によって構築され、インターネット経由の命令で遠隔操作が可能になってしまっているコンピュータ群=ボットのネットワークのこと。ロボットとネットワークを組み合わせた造語。
ボットに感染したパソコンはゾンビパソコンとも呼ばれ、外部からの指令によって攻撃などの活動を行います。
基本的にウィルスのようにパソコンに直接破壊活動を行うことは少なく、パソコンの利用者が気がつかないうちに、DOS攻撃を行ってしまったり、スパムメールの送信元になってしまったりと加害者になってしまう恐れがあります。
ボットに感染しているパソコンは日本国内で50万台(全体の2%)以上とも言われ、組織的な犯罪につながることもあるため危険視されています。
ボットに感染するルートは、ウィルスと同様にメール添付によるものの他にWinnyをはじめとしたP2P、Windowsファイル共有、セキュリティホール経由などがあり、種類も多種多様のため対策が難しいのが現状です。
そのため対策としては、UTMのような機器で各ネットワークの入り口など主要なポイントでアクセス制限することで、ネットワーク監視でボットの感染を防ぐことが有効となります。
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