フェイルオーバー(●スペル:failover)
フェイルオーバーとは、その名の通り「フェイル(失敗したときに)オーバー(切り替える)」という意味です。例えば録画サーバーに障害が発生した場合に、代替となるサーバーが処理やデータを引き継ぐ事ができます。
普段使用している時には、二つ以上のサーバーが相互に状態を監視しながらデータの同期をとって動作し、万が一障害が発生した場合には、その処理とデータが直ちに代替となるサーバーに引き継がれるので、利用者は障害による影響を意識せずに機器を使用することができます。
ちなみに代替機として用意される機器は必ずしも1台である必要はなく、二つ三つ目と増設していくことで二重三重のバックアップ体勢を用意することもあります。このフェイルオーバー方式の事を、カスケードフェイルオーバーと呼びます。
たとえばネットワークカメラの録画などでは、記録された映像は動線解析・証拠判定などに必須です。録画データの冗長性を高めるため、一方の録画媒体が故障してもデータを保護できるようなシステムを組み込むと安心です。
※特に記載がない価格表示については、事業者向けに税抜価格で表示しております。
関連記事
- ライセンスとは│ネットワーク関連用語集
ライセンス(●読み:らいせんす ●スペル:license) 続きを読む >> - コンパクトフラッシュとは│ネットワーク関連用語集
コンパクトフラッシュ(●スペル:compact-flash) 続きを読む >> - IEEEとは│ネットワーク関連用語集
IEEE(●読み:アイトリプルイー ●スペル:Institute of Electrical and Electronic Engineers) 続きを読む >> - ブロードバンドとは│ネットワーク関連用語集
ブロードバンド(●スペル:broadband) 続きを読む >> - 基地局とは│ネットワーク関連用語集
基地局(●読み:きちきょく ●スペル:base station) 続きを読む >>