介護記録とは
英名:care record 読み:かいごきろく
介護記録は、介護施設で必要とされる介護サービスの過程を記した文章のこと。施設利用者の方に、効率的に質の高い介護サービスを提供するために必要なのが介護記録です。
- 介護記録により、職員間での情報共有・継続的なケアを提供する
- 介護記録により、利用者の最新の状態や希望を、ケアプランに反映させる
- 介護記録により、利用者・家族側と、事業所・職員側の信頼関係を築く
- 介護記録により、職員の専門職としての意識向上
- 介護記録により、事故や訴訟など、万一の事態に証拠として備える
介護記録は、食事、入浴、レクリエーションなど、該当の入居者の1日の様子がそれを読んだだけで伝わるようにする必要があります。
─ Point
介護される入居者それぞれの様子を、介護するスタッフ側での情報共有のために、「介護記録」を残すことが義務付けられています。介護記録を効率的に入力することができれば、記入するスタッフ側の負担を減らすことができます。そんなニーズから、タブレットで記録を入力したり記録を電子化したり、手書きによる介護記録より簡単に情報共有が可能で、業務の短縮を実現する「介護記録ソフト」も登場しています。