ナースコール関連用語

認知行動療法とは

英名:Cognitive behavioral therapy 読み:にんちこうどうりょうほう

物事の受け止め方や現実の見方を認知といいます。その認知に働きかけることで考え方を柔軟にし、こころのストレスを軽減させる治療法を”認知行動療法”と呼びます。
そもそも認知には、現実で何か起こった時に瞬時に頭に浮かぶ考えやイメージがあります。これは”自動思考”と呼ばれています。 “自動思考”が生まれるとことによって、色々気持ちが動いたり行動が起こります。 ストレスに負けない強いこころを育てためには自分の”自動思考”に気づいて、それに働きかけることが有効です。人間の気持ちは、考え方に影響されます。病気や事故といった辛い出来事も、現実で起こった事実は変えることができません。 しかし、辛い体験をしてもそれをどのようにとらえるかで、その時に感じる気持ちはずいぶん違ってくるのです。 そして気持ちに伴って、からだの反応や行動も変わってくるのです。

─ Point

認知行動療法は、アメリカの医学者アーロン・T・ベックがつくった精神療法です。
マイケンバウム(Michenbaum,D.H.)のストレス免疫訓練、エリス(Ellis,A.)の合理情動行動療法(REBT)など、それぞれ別個に提唱され発展してきた新しい行動療法の総称のことを言います。




記事一覧

介護雑学

  • 【すぐわかる】サ高住と有料老人ホームの違いとは?

  • 皆さんは「サ高住と有料老人ホーム」及びその違いをご存知ですか? 高齢者施設には様々な種類があります。たとえば認知症高齢者を対象としたグループホームや、介護度が高い高齢者を対象とした特別養護老人ホームなどです。 そんな数あ…

続きを読む >

高齢者

介護トラブル

続きを読む >

介護施設の電話機

PR

続きを読む >

PR

続きを読む >

ナースコールと介護

  • 介護施設での感染症と対策とは?よくある事例と合わせて紹介

  • 今年になって麻疹の流行が問題となりました。 これを期に、介護施設で起こりうる感染症について、再度確認してみましょう。感染症は施設の高齢者にとって驚異となる可能性が高いので注意が必要です。 ここでは介護施設で起きやすい感染…

続きを読む >

介護トラブル

  • 職業病?介護職が腰痛になる業務・予防方法・対策【まとめ】

  • 介護職の職業病と言っても過言ではなさそうな腰痛。厚生労働省の「業務上疾病発生状況等調査(平成29年)」によると、特定の仕事が原因で起こる病気や負傷などのうち、6割以上を占めているのが腰痛とのこと。更に業種別に見ると、最も…

続きを読む >

介護トラブル

  • 介護施設で転倒事故を防ぐには?原因から対策まで解説!

  • 高齢になると、身体的な活動能力やバランス感覚・注意力が衰えるため、転倒事故を起こしやすくなります。 こうした高齢者の転倒事故は発生する頻度が高いにもかかわらず、最悪の場合寝たきりのキッカケにも繋がってしまうので恐ろしいで…

続きを読む >