雷対策

8月は落雷被害注意!今から備えよう老人ホームのサージ・停電対策

令和になった今年5月。すでに雷鳴がとどろき停電を起こした地域もあります。そう、今年も雷の季節が迫ってきました。雷は8月がピークと言われています。しかし5月から雷の量は増えていくので、今から対策を立てていく必要があります。
雷は人的被害だけではありません。雷は停電を起こしたり、施設にある設備の故障を招いたりします。一度雷が原因で故障を起こすと、機器の取り替えをしなくてはいけません。そしてすぐに復旧ができず、修理または買い替えには金額も高くつきます。だからこそ早め早めの対策を練りましょう。

落雷被害は8月がピーク

落雷害の報告数

上記表は落雷害の報告があった件数※1をまとめた表になります。雷は8月がピークで被害が出ており、次に多いのが7月になります。基本的には7~9月までの間に被害は集中しているため、この季節になる前に雷対策をおこなう必要性があります。

対地放電(落雷)検知分布と時刻ごとの対地放電(落雷)検知数

地域としては太平洋側が活発化しており関東、中部、東海、中国地域へ落雷が多く検知※2されています。また時刻で観測したところ15時~17時辺りが一番多く落雷がありました。
このように雷は、かなりの頻度で発生していることがわかります。下記に現在雷が発生しているのか現状を教えてくれる気象庁の観測サイトをご紹介しておきます。雷のマークを押して自分の地域に雷雲が発生していないか確認してみてください。

雷による設備故障にご注意!【サージ対策】

ではまず雷による設備の影響について話していきます。

どうして雷で設備が壊れるの?

雷によって設備の通信機器に悪影響を与えてしまう原因は、過電流によるものです。この有害な過電流のことを雷サージとも言います。
雷サージは大きく3つ種類があり、”直撃雷”、”誘導雷”、”侵入雷”に分けることができます。基本的に直撃雷にあった場合は、対処の方法がありません。また侵入雷は避雷針や大地に直撃雷が起こった時に、大地や側面に近い機器やアース線から侵入してくるサージを指します。
この中で一番件数が多く、気をつけなくてはいけないのが誘導雷です。誘導雷は、直撃雷が電話線やアンテナなどを伝って施設内に入ってくる現象です。コンセントに繋がれている設備機器は故障の恐れが有り、ひどい場合には火災の原因になることもあります。

雷の侵入経路

設備を守ろうサージ対策

ではどうやって誘導雷から設備の通信機器を守るのか。それはサージの侵入を防ぐ機器を設備との間に挟むことが大事です。
そこで今回紹介する商品は、タップ型のものです。これはタップ部分で雷を防いでくれるので、そこからつながった機器を守ることができます。また雷はコンセントだけではなく、LANやモジュラージャック(電話線用口)から侵入することもあるためLAN用雷防護製品や電話用雷防護製品と共に設置することでより雷の驚異を防ぐことができます。
他にも雷が近くで発生した時点で知りたいという方は、雷探知警報器というものもありますので、こちらで雷の接近予測をし雷に備えるといった使い方もできます。

雷による停電にご注意!【停電対策】

雷被害で怖いのはサージだけではありません。突然の停電も設備には悪影響を与えてしまいます。

停電によるリスクとは?

停電で怖いのは機器の電源供給がストップし、強制終了を起こすことです。通信機器は電源を落とす際、安全に終了できるよう処理をおこないます。しかしそれをおこなえないまま電源が落ちると、データ損失、ファイル破損の原因になります。
さらに最悪なのは、ハードウェアの損傷や基盤の故障を起こし機器が立ち上がらなくなる可能性があることです。介護施設には多くの電気を必要とする設備があることから、これらの機器を強制的に止まらないよう対策を練る必要性があります。

停電対策にはUPS

UPSとは、”Uninterruptible Power Supply”の略です。日本語では”無停電電源装置”といいます。これは停電が起こった際、一定期間電源を供給することができる装置です。この電源が供給されている間に接続されている機器を安全に終了させることで、機器の故障を回避させることができます。
もしUPSの購入を考えている場合は、接続している機器のワット(W)数や機器の台数を考慮し決めて下さい。電源供給時間は使用する機種、拡張バッテリーの数によって異なります。それらをすべて含めてどのくらい使用可能な時間がほしいのかを決め商品を選ぶといいでしょう。

UPS(無停電電源装置)の動き

もし機器を止めたくないという場合は?

停電時でも設備の使用を止めたくないという方は、発電機をオススメします。金額は高くなりますが、長時間電気を供給することができ停電中も安心です。

まとめ

機器の故障は大きな損害に繋がります。
雷や停電で機器が故障する確率は、そんなに多いとは思いません。しかしいつ何時それらが原因で機器が故障するかはわかりません。そして設備の故障は金銭的な損害だけでなく、そこに入居している方々の信頼の喪失や万が一の事故を招く可能性があります。そのような事態に陥らないよう事前の対策をとっておくことが大切になります。

Yuiコールなら

prevent-kino02img

雷による停電時でも施設内の機器を使用可能にできます。非常用電源を内蔵しているので停電時の瞬断による障害を防ぎます。別途発電機を用意することなく、長時間運用するためのシステム(約2~3時間)を構築することも可能です。また、雷ガードによって通信設備への雷侵入を防止、故障を防ぐこともできます。

詳しくはこちら
地震から雷、火事などの災害対応する「防災対策連動ナースコール」
「火災が起こったら?」「地震が来たら?」「施設内が停電になったら?」そんな突然の災害から施設を守るための防災システム連動ナースコールをご紹介。施設のセキュリティを向上させたい方にオススメな連動システムになります。

出典情報

※1 気象庁:落雷害の月別件数
※2 気象庁:雷検知数の季節的特徴