アルツハイマー病とは
英名:alzheimer’s disease
アルツハイマー病とは、アルツハイマー型認知症のこと。脳血管性認知症、レビー小体病と並んで認知症を起こす主な病気の1つ。
アルツハイマー病は認知機能低下、人格の変化など多様な周辺症状(行動・心理症状)が現れます。重度になると摂食や着替え、意思疎通などもできなくなり寝たきり状態となり症状経過の途中で、被害妄想や幻覚(とくに幻視)、暴言・暴力、徘徊、不潔行為などの問題行動が見られる場合もあります。最終的には日常生活の最も単純な作業を行う能力さえも失われる病気です。
脳に特殊なたんぱく質が溜まることで神経細胞が壊れて死んでしまい減っていき、脳が徐々に萎縮してしまうため認知症の症状が発生します。発生の原因としては、遺伝、環境および生活習慣などの複数の因子が絡み合っていると考えられます。
─ Point
認知症の原因疾患はいくつかありますが、最も多いのがアルツハイマー病とされています。また男性よりも女性に多く見られます。