セルフネグレクトとは
スペル:self neglect 読み:せるふねぐれくと
セルフネグレクトとは、生活を維持するための能力や意欲をなくすことにより、その人自身の健康や安全が損なわれている状態のことです。具体的には、ゴミ屋敷と化した家に住んでいたり、治療が必要なのに医療機関を受診しない、などの症例が挙げられます。
特に独居老人などは孤立化しやすく、セルフネグレクトに陥っても本人及び周囲が気づきにくかったりするため、問題となっています。
─ Point
セルフネグレクトが起きるキッカケとしては、「身体機能の低下(筋力の衰えなど)」「判断能力の低下(認知症など)」「孤独(家族の死による独居など)が挙げられます。
これらはやはり、高齢者ほど起こりやすいと言えます。セルフネグレクト対策のため、高齢者単身世帯に対する更なる見守りネットワーク強化が必要となっていくでしょう。