ユニットケアとは
スペル:unit care
ユニットケアとは、6~9人を1ユニットの生活単位とする家庭的な環境の中で一人ひとりの個性や生活リズムに応じて暮らしていけるようにサポートする介護手法のことを言います。一人一人に居室が割り宛てられており、日中は共有のリビングで過ごす形を取ります。いつも同じ顔ぶれで環境の変化が少ないことから、認知症入居者が所属するグループホームの多くがユニットケアを採用しています。
ユニットケアでは個人のプライベート空間となる個室と、食事や談話など他者とコミュニケーションができるリビングなどの共用スペースが存在します。個人の生活空間と、他の入所者様との共有空間の両方を確保することにより、入所者のストレスを軽減・細かいニーズに答えることができるようになります。ユニットケアは、「新型特養」もしくは「ユニット型特養」として近年特別養護老人ホームでも採用されつつあります。