NGN
読み:エヌジーエヌ スペル:Next Generation Network
NGNとは、Next Generation Networkの略で、これまで別々だった公衆網を統合し代替することを目的とした次世代ネットワーク。
従来の通信ネットワークはインターネット網、電話網(固定電話)、移動網(携帯電話)、専用線網、放送網などサービス毎に独立したネットワークでした。これに対しNGNは複数のサービスで共有するネットワークになっています。
NGNの主な特徴は、IP通信技術を利用したセキュリティの高さと、QoS(通信品質保証)をはじめとした高い品質保障です。
これまでの通信と同等以上の通信品質を保障しつつ他の通信網と統合することで、テレビ電話会議や遠隔医療などこれまでにない通信の形態を利用できる可能性がひろがります。
NGNは、国際的に標準化が推進され、電話やパソコンに限らず、携帯電話、PDA、テレビ放送なども統合するネットワーク基盤として、ユビキタスサービスの普及に欠かせないインフラストラクチャとして期待されています。
実際のサービスとしては、NTTが2008年3月31日にFTTHサービスとして「フレッツ光ネクスト」の名称で首都圏と大阪府の一部でスタートしました。
NGNを利用したNTTの新サービス光ネクスト
高速インターネット接続や「地デジ」など、従来の「ひかり電話」に加え、高音質電話、高品質テレビ電話が利用。さらに、自由に選べる豊富な対応プロバイダや、万一のトラブル時には安心・安全・確かなサポート!家族みんなで快適なブロードバンドライフが楽しめます。※特に記載がない価格表示については、事業者向けに税抜価格で表示しております。