SIP
読み:エスアイピー スペル:Session Initiation Protocol
SIPとは、Session Initiation Protocolの略で、VoIPを応用したIP電話などで使われる標準的な通話制御プロトコルのひとつ。直訳では「セッションを開始するプロトコル」となります。
IP電話において、セッションとは、受話器を上げ、電話をかけ、通話をし、電話を切るという一連の流れのことを意味します。
SIPはIP電話の呼制御プロトコルとして使われることが多いのですが、SIPで定義されているのは、基本的にユーザー同士の接続の開始と変更、終了のみで通信でやり取りするデータの種類そのものまでは定義していません。
そのため、SIPに基づく通信では、音声通話だけでなく、映像をやり取りするテレビ電話やテキスト情報をやり取りするインスタントメッセージなども可能となっています。
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