録画が可能な時間はどのくらい?日数は何日くらい連続で保存できるの?
監視・防犯用途、業務管理用途、見守り用途など、カメラの利用には様々な用途があります。しかし、どの用途であれ撮影した映像を「録画記録」しておくケースがほとんどかと思います。
監視カメラ・防犯カメラの映像を録画をする上で気をつけたいのは、録画ができる時間(保存日数)です。録画媒体の容量が同じでも、カメラを使用する条件が違うと録画できる時間も異なります。どういったことで録画可能時間は変化するのでしょうか?詳しく見ていきましょう。
録画できる時間(保存日数)の違い
録画できる時間(保存日数)は、まず大前提として製品が元々持っているHDD(ハードディスク)の容量に依存します。そして容量の要素に加えて、「録画の条件」や「録画の設定」などによっても変化します。
録画時間(保存日数)に影響する部分を分けると、以下の4つに分類されます。
- 接続されるカメラの台数
- 画質(解像度)
- 動画圧縮方式
- フレームレート(秒あたりのコマ数)
カメラの接続台数と録画時間の関係
録画機器のHDD容量は決まっていますので、このことを事前に踏まえて機器を選ぶ必要があります。
画質(画素数・解像度)と録画時間の関係
同じハードディスク容量のデジタルレコーダーでも、画質によって録画記録できる時間が変化するということを把握しておきましょう。
動画圧縮方式と録画時間の関係性
例えばMJPEG・JPEG2000は静止画の圧縮方式なので、高画質ですが圧縮効率は悪いです。また、MPEG4はハイビジョン以上の高品質・高圧縮を実現していますが、使用容量削減にはもう一歩足りない。
長時間記録ができる上に録画画質を向上した『H.264』なら、圧縮効率に対しての画質が優れており他の映像機器との汎用性も備えています。カメラ映像の圧縮方式としては、H.264が最も推奨されていると覚えておきましょう。
フレームレートと録画時間の関係性
人間の視野に入ってくるコマ送り映像も、秒間5コマ以上が動画と呼べるレベルと言われています。あまりにレートを下げすぎると静止画となり、肝心な所が写っていない状態になってしまうことも。しかしレートの数値が大きいほど録画領域を圧迫してしまうので、バランスに注意が必要です。
参考:録画可能時間(保存日数)はこのくらい!
下記のように「この録画仕様(容量・条件・設定)で監視カメラ・防犯カメラの映像記録をしたい」という前提を元に、「録画を保存しておきたい期間」を考えると、御客様の「録画機に必要な容量」がわかります。
※特に記載がない価格表示については、事業者向けに税抜価格で表示しております。
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