工事費を抑えて導入できる無線ナースコール。レイアウトもフリー。
移動が自由で、レイアウト変更にも対応しやすい「無線式ナースコール」。居室の押しボタン(子機)だけでなく、利用者の動きを検知・通報する各種センサーにも無線式があります。
メリットの多い無線ナースコールですが、「基本的に音声による相互通話ができない」などのデメリットもあります。メリット、デメリットを理解して、最適なナースコールシステムを構築しましょう。
※弊社の無線会話型ナースコール端末「QuickPhone」なら、相互通話が可能です

◘ 配線不要でレイアウトフリー
◘ 移動が自由のバリアフリー
◘ 無線化した端末の分の配線工事費がコストダウン

◘ 基本的に音声通話ができない
◘ アンテナや中継機は、有線での配線工事が必要
よく期待される費用面に関しては、デメリットで述べた通り「アンテナや中継機は、有線での配線工事が必要」です。実際には有線式と比べトータルコストが変わらない、もしくは高くなる場合もあります。(システム構成・御客様の状況によっては安くなるケースもございます。)
次の項目では、無線式ナースコールのメリット・デメリットについて、詳しく見ていきましょう。
無線ナースコールのメリット
◘ 配線不要でレイアウトフリー
配線が無いので、室内の模様替えや、ベッド位置の変更なども簡単に対応できます。 また、既存施設で新たな配線が困難なケースや施設を新設後に追加したいケースなどにも柔軟に対応することができます。
◘ 移動が自由のバリアフリー
無線式ナースコールの呼出し装置はペンダント型のものもあります。ペンダント型の無線装置なら、移動しながらの呼出しができます。例えば、備え付けの呼出しボタンから離れた場所で倒れた場合でも、緊急呼出しが可能です。
◘ 配線不要でコストダウン※
新設時やレイアウト変更時に配線工事が不要なので、そのぶんのコストを下げることができます。
繰り返しますが、無線機器にはアンテナや中継機、また、それらへの配線が必要なため、有線式と比べたトータルコストは御客様の使用するシステム構成・環境によって異なります。変わらない場合や高くなる場合、安くなる場合もございますので詳しくはお問合せください。
無線ナースコールのデメリット
◘ 音声通話ができない
無線式ナースコールシステムの呼出端末は、デジタル信号ではなく特定小電力無線方式を使っているため、技術的に音声通話ができません。呼出し信号を送るだけなので、呼出しの重要度、緊急度は訪問するまでわかりません。通話の必要のない用途におすすめです。
◘ アンテナは有線での配線が必要
無線式ナースコールシステムで使われる通信方式は、特定小電力無線方式のため長距離や障害物によって信号が減衰してしまいます。そこで、無線を中継するアンテナや中継機からの線は有線式となり、それらの機器や配線工事が必要となります。そのため、その分の工事費用でトータルコストが期待する様に安くならない可能性があります。
簡単・安心な無線環境を提供する、Yuiコールの無線ナースコールのポイント
前述したように、無線式ナースコールはまずメリット・デメリット両方踏まえての導入検討が必要です。その上で、弊社Yuiコールの無線式ナースコールのポイントをご紹介します。
QuickPhone(クイックフォン)は、会話ができる無線ナースコール端末です。工事を必要としないため、設置場所の変更やレイアウト調整にも柔軟に対応できます。また、有線(LAN)接続にも対応しているので、施設の環境に合わせてお使いいただけます。さらに、6つのボタンを備えているため、呼出し先を個別に割り当てることも可能。必要なときにその場で介護スタッフとすぐに通話できるので、迅速な見守り対応を可能にし、介護スタッフの負担軽減を実現します。
4つの機能を備えた無線会話型ナースコール端末「QuickPhone」
-
1
会話ができる無線端末
従来の無線ナースコールは「呼出しのみ」で音声通話ができませんでしたが、QuickPhoneは介護スタッフと入居者との相互通話が可能です。ハンド側の押しボタンにはマイクが内蔵されているので、入居者の声を確実に拾うことができます。また、通話中にスピーカー側の押しボタンから端末のスピーカー音量を調整することができるので、環境に合わせた聞き取りやすい通話ができ、現場の状況をリアルタイムで把握することができます。
-
2
工事不要で設置や移動が可能
QuickPhoneは無線式のため、居室のレイアウト調整など、端末の移動が必要な場合でも工事の必要がなく、お客様ご自身で簡単に行うことができます。設置や移設にかかる作業負担やコストを大幅に抑え、柔軟に運用することができます。
-
3
呼出すスタッフをボタンごとに設定可能
QuickPhoneは無線式のため、ベッドの位置変更などに伴う端末の移動も工事の必要がなく、お客様ご自身で簡単に行うことができます。設置や移設にかかる手間やコストを大幅に削減できるため、費用を抑えた導入が可能です。
-
4
設置場所を選ばず使用可能
QuickPhoneは、有線(LAN)接続にも対応しています。Wi-Fiが届きにくい不安定な環境でもLAN接続で使用可能。電源確保が難しい場所でもPoE(Power over Ethernet)による給電ができるので、施設の環境に合わせて設置することができます。
入居者がいつでも呼び出せるから安心
ペンダント型の呼出しボタンを入居者が持つことにより、居室内のどこにいてもスタッフを呼び出せます。いつでも呼び出せる環境は、入居者へ『常に呼べる安心』を提供することができます。
ハンディナースへの着信で即時対応を実現
ナースコールを受ける親機もハンディナースコール端末が利用できます。無線型ナースコールの子機からの呼び出しにも部屋番号が表示されるので、施設内のどこにいても素早い対応ができます。
各種センサーも無線タイプが選べます
見守りや防犯に必須な各種センサーも無線対応です。「パッシブセンサ送信機(人感センサ)」、「炎センサ送信機」、「マグネットスイッチ送信機(開閉センサー)」など、押しボタンだけでなくセンサーも無線タイプが選べます。
館内放送などの機能追加で通話対応も可能に
無線型ナースコールシステムはそのままでは通話ができません。しかし、館内放送や相互通話用インターホン の設置で通話対応が可能になります。設置場所 ・ 使用用途に合わせて選べる無線型ナースコール
無線型ナースコールのラインナップ
目的に合わせて最適な型が選べる豊富なラインナップ。使用場所に合わせた基本の4つを紹介します。
無線型ナースコールシステム接続イメージ
無線押しボタンは居室に設置する呼出しボタンだけでなく、トイレや浴室など水回りでの利用に適した防水型呼出しボタンや、人感センサー・パッシブセンサーなどの各種センサーも無線タイプがございます。Yuiコールなら、多様な無線機器によるシステムを組むことができます。
【まとめ】無線型ナースコールの導入は、メリット・デメリットを把握!その上での導入はYuiコールで!
無線式ナースコールはけっしてメリットばかりではないとご理解いただけましたでしょうか。なぜ無線式ナースコールを導入したいのか、その理由が大切だと思います。弊社「Yuiコール」にお任せいただければ、無線をご要望の御客様の理由をヒアリングし、最適なご提案が可能です。詳しくはお問合せください。
「無線仕様ナースコール」を見た方にオススメのシステム
Yuiコールその他の特長機能
無線仕様ナースコールと組み合わせてもっと便利に。Yuiコールのその他の機能・システムはこちら!










