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介護、福祉施設の防災対策をおこないたいならYuiコールに。総合システムとして防災対策もおこなえる設計を提案することができます。
介護施設にとって、もっとも気をつけなければいけない災害対策のひとつが「夜間時の火災」です。夜間は一番火災が起こると言われている時間帯で、被害も大きくなる傾向にあります。ここではそんな施設として外せない火災について、自由設計のナースコール、Yuiコールを使用した対策をご提案いたします。
火災の避難に役立つナースコール
介護施設は2009年から火災通報装置を設置することが義務化され、火災に対して施設への対策が求められました。
介護施設では自力で逃げられない入居者もおり、通常の避難より多くの行動を求められます。日中のスタッフが多い時なら、火災報知器や警報ベルなどで対応できるかもしれません。しかし、夜勤スタッフしかいない夜中に火災があったら……。そんな夜勤時の災害対応をサポートできるシステムがYuiコールです。
火災センサー連動でナースコール端末に通知
Yuiコールは火災センサーと連動可能。煙または炎をセンサーが検知すると、すぐにハンディナース、多機能表示機へ通知します。その際どこのセンサーが反応したのか画面上に表示されるので、すばやく出火している場所の把握がおこなえます。
これにより火元がどこか探す手間なく、初期消火または火災場所を避けた避難をおこなうことができます。
館内放送や居室一斉呼出で避難誘導
火災の場所が特定できたら、次はすぐに入居者に対して避難の指示をする必要があります。手元に持っていられるハンディナースから事務室に戻らなくても館内放送で避難誘導することができます。
また館内放送設備が無かったり、各居室にまで館内放送が届かない、という施設でも、ナースコール子機へ一斉呼出しで避難誘導の放送をすることができます。
避難の指示に対しては各施設によって違いがあると思います。その施設に沿った避難指示や一時的に集まる場所、非常階段の位置、避難ルートを事前に把握しておくことが大切です。
避難しながら外線通話で連絡可能なハンディナース
夜勤中は動けない入居者を避難させられるスタッフが限られてしまいます。そこで大事になるのが、近隣施設へ救助応援を呼ぶことです。消防署に関しては火災報知器から連絡が通報※されるでしょう。しかし消防隊員を待って入居者を避難させていては、火の手が広がり避難させる時間がなくなってしまう可能性も。
Yuiコールのハンディナースなら火の勢いが施設全体に行き渡る前に、あらかじめ応援要請をするように決めた近隣施設へすぐに連絡を入れることができます。移動しながらでも電話をかけることができるので、避難を進めながら救助を求められます。
※機種により自動でいかないものもあります。
Yuiコールなら『火元をすぐに確認し』、『入居者へ一斉に避難指示を出せ』、『動けない入居者に対して救助応援を求める連絡を近隣施設に入れる』ことが全てハンディナースからおこなえます。
このように夜勤中の少スタッフでも、ハンディナースがあれば効率よく入居者を避難誘導させられます。
火災対策設計のYuiコール・システム図
各居室や廊下、共有部に設置された火災センサーが火災を検知すると多機能表示機、ハンディナースへ場所と共に通知。そのまま多機能表示機、ハンディナースから館内放送や一斉呼出で入居者に避難指示をしたり、外線にかけ外部に連絡をしたりできます。
放火対策としての監視カメラシステム
火災の原因で多いと言われるものは、居室や共同場所での火の不始末(たばこや暖房類)になります。これは入居者に対して制限を設け自粛してもらうしかありません。しかし火災の原因は内部だけでなく、外部からの要因によるものもあります。それは放火です。
ではその放火をどう対策すれば良いのか。そこでオススメするのが監視カメラです。監視カメラは設置しているだけで犯罪を抑制し、火災が起こった際は証拠として録画内容を使うことができます。また夜間時でもしっかりと人物を撮れる赤外線カメラや人に反応する人感センサーなどあるので、夜勤時でも人が通った時だけカメラから監視するなどおこなえます。
まとめ
設備を整えることが介護施設を守ることに火災対策は、すばやい行動が重要です。介護施設の場合、夜間などスタッフの人数が少ない状態でも、夜勤スタッフは火災に対しすばやい把握と避難指示ができなくてはいけません。入居者やスタッフの安全を守るためにも、災害の発生をすばやく検知・通知し、避難誘導や外部連絡もスムーズに行える設備を備えることが必要になります。
ナースコールと防災システムの連携なら、火災の検知から、避難誘導、外部連絡までいつも使っている使い慣れた端末から行うことができます。
火災に対する基本的な対策、行動について