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人の目に代わり、センサーにて生体情報や生活リズムを把握し異常時に緊急通報するシステム。異常が起きる前の予兆により対応ができるため、より高度な介護サービスが行えるようになります。
今、ニュースで話題になっている熱中症。連日の猛暑が続く中、気をつけなくてはいけないのが高齢者です。特に老人ホームや高齢者福祉施設を運営している方は、多くの高齢者の健康に気を遣わなくてはいけません。熱中症は最悪、死亡する可能性もある症状なので、命を守るためにも熱中症を起こさせないことが大事になります。
まずは施設内にいても注意しなくてはいけない熱中症についてお話しましょう。
室内にいても危険な熱中症
熱中症というと”外出して直射日光を浴び、汗をかくことで水分が不足、熱中症になる”というようなものを想像するかもしれません。しかし一番発生している場所は、住宅等居住施設になります。このことを踏まえて室内で気をつけなくてはいけない熱中症について述べます。
熱中症の危険性がある室内温度とは
まず下記の表をみてください。
これは環境省が掲載している熱中症予防情報サイトの日常生活に関する指針です。
こちらを参照すると室内での危険な温度は28度以上と考えるべきでしょう。これらのことから、エアコンで気温を調整する際は25~28度(夏場、快適な室温を呼ばれる温度)を心がけ、湿度も55~65%を保ちましょう。
熱中症の危険性と全般的な対策についてはこちら
連日の猛暑、高齢者の熱中症対策は大丈夫?(介護施設編)
室内環境を監視できるYuiコールシステム
高温多湿状態が続くと熱中症の危険が伴うことを述べました。ではどうしたら良いのか、それは室内環境を常に確認することです。弊社がオススメするYuiコールでは室内環境を監視するシステムをご提案できます。どのようなシステムかご紹介しましょう。
異常温度・湿度を職員にお知らせ!通知システム
Yuiコールは、予め設定した温度の範囲を越えた場合、ナースコールを呼び出すことができます。熱中症が起こりやすい気温、湿度に達した時点で職員のハンディナースや親機へ通知が行くので、職員がエアコンの調整等を指示することができます。
居室温度をモニター一括チェック
Yui見守りステーションでは居室内の今の温度、湿度をモニター内ですぐに確認することができます。異常温度になる前にモニター上で確認し、事前に入居者へ呼びかける等の対処が可能になります。
熱中症対策をメインにしたYuiコールシステム図
各居室に設置された湿度・温度センサーが異常な数値(数値設定は施設によって決められます。)を検知すると多機能表示機、ハンディナース、Yui見守りステーションへ通知。すぐに居室へ様子を伺うことができます。またYui見守りステーションでは、常に各居室の気温、湿度の確認をモニター上からおこなえます。
まとめ
熱中症対策には居室の環境管理が最適
各居室のエアコン設定をいちいち確認し呼びかけるのはスタッフの負担も大きくなります。何度も居室へ伺いエアコンがついているのか確認しても、入居者がエアコンを切ってしまうかもしれません。そこで、センサーで温度・湿度を常に確認し、負担なく室内環境を保てるシステムの導入を検討してみてはいかがでしょか。
介護施設の人手不足は深刻な問題となっています。人手不足によって施設が閉鎖に追い込まれることもある状況です。人手不足は働いている従業員の負担ともなり、従業員への負担が更なる人手不足を招く、という悪循環に陥ってしまうことも。
そこで、スタッフの業務負担を減らし、業務の効率化をサポートするナースコール「Yuiコール」についてご紹介致します。少人数で介護施設を運営している施設さまにもオススメです。