ネットワークに繋がるカメラ、初期設定のまま使っていませんか?
簡単便利、撮影された映像をインターネット経由で閲覧できるネットワークカメラ。しかし不正にアクセスされることで、インターネット上に映像が無断で公開されてしまう被害が最近話題になっています。問題とされているサイトでは、世界各地の監視カメラ約2万8000台について、現地の様子を大まかな場所が把握できる形でライブ配信しているとのこと。
被害の原因は主に、ネットワークカメラを初期設定のまま使用した場合、及び推測されやすいパスワードを利用した場合に外部から不正にアクセスされてしまうといものです。ネット経由で接続できるようにしてカメラをお使いの場合、下記のように機器の設定やご利用手順を確認・対処することを推奨します。
今直ぐ確認!ネットワークカメラの映像閲覧に・・・
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ユーザー名・パスワードを設定していない。
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IPアドレスやドメイン名 (例:http://○○○○○.com/など) をブラウザに打ち込むだけで、誰でもアクセス可能な状態になっています。閲覧時にユーザー名・パスワードを求める設定に変更しましょう。
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ユーザー名・パスワードを工場出荷時のまま削除せずに使用している。
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初期設定のユーザー名・パスワードは広く公開されていますので、そのまま使用することは漏洩に繋がります。新たにユーザー名・パスワードを設定後、工場出荷時のユーザー名、パスワードを削除してください。
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ユーザー名・パスワードを「111」などの連続する数字や文字、関係者の生年月日や電話番号にしている。
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容易に知られる可能性があり危険です。容易に推測されない文字と数字を組み合わせてユーザー名・パスワードを設定しましょう。
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ユーザー名・パスワードを長期間変更せずに使用している。
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ユーザー名・パスワードは定期的に変更することを推奨します。
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ユーザー名・パスワードの中に管理者が不明のものが設定されている。
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不明なユーザー名・パスワードは設定画面で削除することを推奨します。
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管理者のユーザー名、パスワードで機器にアクセスしたあと、ブラウザのウィンドウを開いたままにする。
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一部でも開いたまま放置すると危険です。管理者のユーザー名でログインした場合は、機器のそばを離れないようにし、必要な作業のあとはすぐにログアウトするとともに、すべてのブラウザーのウインドウを閉じてください。やむをえず作業中に機器のそばを離れる場合は、関係者以外が入室できないように対策を講じることをお勧めします。
今回のカメラのケースに限らず、ネットワーク関連ではユーザー名やパスワードを管理することは情報漏えい防止のために必須です。
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