PoE(Power over Ethernet)ハブとは、LANの配線に使うイーサネットの通信ケーブルを利用して接続するPoE対応機器(ネットワークカメラ、無線アクセスポイント、IP電話等)に電力を供給できる技術を持ったハブのこと。
PoEを使用することで、ACアダプタなどの外部電力が不要になりLANケーブルのみで電力供給ができるようになります。そのため電源供給が難しい場所でも機器を設置することができ、余分な電源工事費用も削減できます。
PoE給電スイッチングハブ

☑PoEハブ(Switch-M8ePWR[PN27089K])
PoE対応機器へケーブル1本で通信と電源供給の両方を行うPoE給電スイッチングハブです。PoE給電対応(IEEE802.3af)で(最大15.4W×8ポート/装置最大124W給電)が可能です。
PoEをネットワークカメラで利用するメリット
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電源の確保ができない場所でもOK
コンセントまでの距離が遠かったり、電源ケーブルが短かったりと、電源を確保しづらい場所にネットワーク機器を設置するのはなかなか難しいものです。PoEで給電すれば、屋上や屋外、壁や天井など、電源の確保や工事が難しい場所でも機器の設置が可能になります。 -
タコ足配線を防止し、安全な電源供給ができる
コンセントからの電源供給が必要ないので、タコ足配線を避けられて安全です。 -
コンセントの追加工事費も必要なし
電源ケーブルが要らないので、コンセントの追加工事の必要がありません。コストの削減になります。
PoEハブを利用したネットワークカメラシステム図
複数台のPoE対応ネットワークカメラをハブに接続し、そこからルーターまで接続します。ネットワークカメラは天井など電源のない箇所に設置することが多いため、PoEハブから電源を取れるようになり配線もスッキリします。
※特に記載がない価格表示については、事業者向けに税抜価格で表示しております。