パッシブセンサーとは│監視・防犯カメラ用語集

パッシブセンサー(●スペル : passive sensor)

パッシブセンサーとは?

パッシブセンサーとは、遠赤外線を感知する装置で「受動型センサー」とも呼ばれます。製品の形状としては、白色でドーム型が多く見られます。
パッシブセンサー自体は赤外線を発射せず、人体表面から放出する赤外線を受信し、人を検出します。
パッシブセンサーは他にも、「赤外線受動センサー」「受動型センサー」「熱線センサー」「人感センサー」などとも呼ばれます。

▼パッシブセンサーの仕組み

下図のように、人体から発せられる遠赤外線をセンサーが検知する仕組みです。

パッシブセンサー感知の説明 画像

▼パッシブセンサーの使い方

主に防犯用途として、室内・廊下などに設置することで入室する人間を検知する使い方で利用できます。
「警報ベルから音を鳴らす」「防犯カメラの撮影を開始する」など、検知した際には動作のスイッチにもなります。

赤外線を感知するセンサーには、もう一つ近赤外線を感知するアクティブセンサーがあります。
能動型センサーとも呼ばれ、単に赤外線センサーという場合はアクティブセンサーの方をさすことが多いようです。アクティブセンサーは、検知精度が高く外周警備など侵入を検知するのによく使用されます。パッシブセンサーと比較すると、価格が高めの傾向があるようです。
このように、センサーの特徴を理解して、規模や使用目的によって使い分けることをオススメします。

赤外線センサーのリンク

※特に記載がない価格表示については、事業者向けに税抜価格で表示しております。