エッジストレージ機能とは│監視・防犯カメラ用語集

エッジストレージ機能(●スペル : edge storage)


ストレージ機能とは、コンピュータの主要な構成要素の一つで、データを永続的に記憶する装置のことを指します。エッジストレージ機能とは、カメラ内部の記録媒体に直接録画することができる機能のことです。
SONYのネットワークカメラでは、ネットワーク切断などのアラーム検出結果から映像及び音声をカメラのSDメモリカードスロットに装着したメモリカードへ録画し、ライブ映像・音声と同じプロトコルを使用してストリーミングする機能と説明されています。常にメモリーカードに録画する常時記録と、カメラのスケジュール又はトリガ入力をもとに録画するイベント記録の2種類が有りますが、メモリーカードには寿命が有るため常時記録はイベント記録よりもメモリーカードの寿命に影響を与えますので、イベント記録での運用を推奨しています。
AXISのネットワークカメラでは、エッジストレージ機能により、内蔵のSDカードやネットワーク接続ストーレージに直接映像を記録することができます。エッジストレージ機能は柔軟で信頼できる記録ソリューションを設計し、帯域幅の利用を最適化し、遠隔現場での記録費用を削減が期待できます。

▼ AXISのエッジストレージ機能

分散化ストレージ機能

映像記録のためのサーバーやDVR、NVRやPCなどを導入せずにエッジストレージで記録することができるのでコスト削減に繋がります。高画質な映像がカメラSDカードに保存されるため、現場にサーバーを置く必要はありません。
小売店舗やチェーンストア本店または支店などの単一または複数の場所への設置及び、工事現場等の一時的な監視などに活躍します。

(1)録画したビデオの一時的なローカル保存。その後、画像を必要に応じて一定間隔またはイベントごとに中央サーバーに送信します。

分散化エッジストレージ機能のイメージ1

(2)完全に自己完結型のローカルビデオ記録及び保存。高画質ビデオが永久的にカメラのSDカードに保存されます。お使いのPCまたは携帯端末からライブ映像または録画映像を見ることができます。

分散化エッジストレージ機能のイメージ2

冗長性

カメラと中央サーバーとの接続に障害があった場合でもフェイルオーバー記録をします。利用者は障害による録画データへの影響を意識せずに済むようになっています。

冗長性のエッジストレージ機能イメージ

低帯域幅

低解像度でライブ映像を見ることにより、帯域幅制限を最適化します。証拠や現場分析のためにローカルに記録された映像はHDTV画質に完全に対応することができます。市街地監視などにお使いいただけます。

低帯域幅のエッジストレージ機能イメージ
関連用語として「メモリスロット」が上げられます。SDカードによるデータのバックアップはサブ記録として使用することをオススメします。

※特に記載がない価格表示については、事業者向けに税抜価格で表示しております。

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